2008年04月28日

酒についての個人論

子供の風邪は回復傾向にあったが、自分は週末にじっくり体を休めてようやく回復に向かった
しかし昨夜からカミさんが頭痛がするらしく、今日は仕事を早退してきた
家族全員健康はもう少し先らしい

土曜日の夜にに知人が来て、携帯に曲を入れて欲しいとの事
持参したCD5枚と、自分のPCに入っているmp3の曲を携帯用に変換して入力した
トランスミッター搭載の携帯らしいので、仕事中の車でもFMで受信できるらしい
手土産に萬膳の一升瓶を貰ってしまったので、次回からは手ぶらで来る旨を伝えた
貴重な銘柄だし酒は飲みきれないほどあるので、実家の酒蔵に持って行く

酒棚の酒が多すぎる事に気がついて、未開封の酒を実家の通称「酒蔵」に持って行く事にした
自分の部屋の隣は押入れ的な収納スペースだが、完全に光が入らないので酒の保管には向いている
2階なので夏場の温度は結構上がるが、純米酒を3年以上寝かせても味が悪くならなかった
そんなわけで焼酎や梅酒、玉子酒はここで保管している。
梅酒は5年分、玉子酒は4年分、焼酎は…もう数えるのも面倒なくらいある

酒棚に入りきらなくて整理してた中に、昔のお気に入りを見つけたので今日のお供はそれを選ぶ
確か西酒造で情熱シリーズを始めて販売したのが、この2003年製だったはず
宝山芋麹全量、白豊、綾紫、紅東の4種類があったはずだが、今はもっと増えているんだろうか
単一種類の芋によって味の個性を主張した銘柄だったが、一番気に入ったのはこの芋麹全量だった

酒についての個人論

細かい説明は蔵元に任せるとして、南薩摩産黄金千貫と黒麹で仕込まれたこの芋焼酎は
普段飲んでいる芋焼酎に比べると、味の密度がグッと濃い
28°の度数もいい感じで、生で飲んでも重すぎず、湯割りやロックでも味の芯が振れる事がない
元々は知人からの戴き物だったので、味が気に入って買おうと思った頃は焼酎ブームで買えなかった
今は少し落ち着いたようだが、それでも人気のある銘柄は手に入りにくいと聞く

基本的に酒の価値は定価にあると、以前から思っている
一部の問屋が無駄に希少価値を煽り、プレミア価格なる値段設定で販売されている酒は本当に旨いのか?
森伊蔵の価値は送料抜きなら3000円、村尾は2500円、魔王は3000円程度だと思われる
蛮酒の杯が旨いのは、定価が4000円以上なのだから当たり前だとも思う
高くて旨いのは当たり前、しかし逆は真ならず。安くて旨い酒もたくさん存在する
酒飲みとして至極当たり前の事だが、当然価格以上の満足感がある酒を求める事となる
焼酎に限らず清酒や洋酒でもプレミア価格の酒はあるが、酒はあくまで嗜好品だからその価値は個人次第
一般世間の評価に流されず、これからもマイオンリーワンの酒を探して行きたいと思う


タグ :芋麹全量

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Posted by タオルマン at 23:45│Comments(4)芋焼酎
この記事へのコメント

賛成!(^O^)/
海坊主も晩酌で気軽に飲めない酒は、せいぜい外呑みでしか
呑みません。それに本当の価格でなく希少価値やプレミアなどで
高価な酒は高価な酒ではナイと思います。
業界自体も、いろいろな制限や制約で大変だとは思いますが
消費者は最初から両手を広げて口を開けて待っている
ワケではないのですから消費者がコンスタントに呑める酒も
増やして欲しいものです。
タオルマン家の早い健康の復活をお祈りしてます(^-^)
カゼ、早く治るとイイですね(^-^)
Posted by 海坊主 at 2008年04月29日 00:17

Non-bayも
日頃からプレミア価格出してまで酒は呑むな、と云う持論です。

最近TVに出て有名になった金寳のお酒は
netオークションで8,000円に値が付いているそうですが、
8,000円出したらもっと美味しいお酒は色々あります。

あのお酒は1500円では美味しいと思いますが、
決して8,000円の酒ではないと思います。

でも、
買うヤツがいるのも事実なんですよねぇ〜。
Posted by Non-bay at 2008年04月29日 17:33

海坊主さんへ

一部の希少価値があるお酒を持ち上げても、酒業界全体の底上げにならず
一時的な流行になるだけで、結局蔵元が迷惑を被っているのが現状かと思われます
結局は生産者と消費者、それぞれがちっとも特をしないんですよね>プレミア価格
気取らずに飲める定番銘柄にこそ、隠れ銘酒があると思ってます^^

カミさんは今日も頭痛がするとかで、早く寝てしまいました
夕飯を作ったのに起きてくる気配もないので、一人の夕飯&晩酌してます
まぁ、一人の晩酌はいつもの事ですけど^^
Posted by タオルマン at 2008年04月29日 22:21

Non-bayさんへ

自分もプレミア付きでお酒を買った(飲んだ)事はありませんが、
あまのじゃくなのでプレミアが付いていると聞いた途端に、味への評価が辛口になります

1500円ではおいしいけど、8000円の酒ではない…
すごくわかる気がします。
蔵元がこの値段で飲んで欲しいって気持ちを無視し、中間の業者が暴利をむさぼるなんて虚しさすら感じたりもします

定価についてだと、アルコール度数と流通量の関係もあり一概に言えないと思いますが
芋焼酎なら鹿児島酒造の黒瀬安光、清酒なら菊姫の菊理媛が一番旨いのかと思われます
もちろんどっちも飲んだ事がありませんけど^^
Posted by タオルマン at 2008年04月30日 08:00
 
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