2011年04月05日
日々思うこと
風評を通り越して実害となりつつある福島の現状
いつまでこんな状態が続くかわからないが、この歌のおかげで元気になれた気がする
(財)福島県原子力広報協会が発行している「アトムふくしま」と言う広報誌を発見
2011.Febとあるので、災害直前の発行だと思われる
中を熟読してみると地元への経済的支援、原子力の研修会の報告、防災訓練の写真公開
環境放射能測定値の公表など、一般に理解を広め共存して繁栄していきましょう的な内容
この中に高校生が書いた「私たちの地域と原子力発電所」と言う寄稿文がある
若年層から教育する事で、少しでも原子力に対する不安を消し去るのが目的なのかわからないが
どの文を読んでみても、一様に不安はあるものの現代生活に電気は必要だと刷り込まれている気がする
CO2を排出しないと聞くが莫大な時間と費用をかけてウラン鉱石を採掘し、それを平和利用する為に
濃縮を繰り返し、発電に使用した後に生ずる放射性廃棄物や水の事についてはほとんど触れていない
人がサルから進化して現代に至るまで500万年ほどか…
他の動物から比べ、火を使うことでここまで進化してきた事はわかる
でも現代で処理しきれない放射性廃棄物を後世に残してまで、便利な生活を追及する必要があるんだべが?
この地球上でどこに棄てる所がある?
地中深く埋める>地震大国なのに、地殻変動の事は全く考えてない
ロケットに乗せて宇宙へ>打ち上げ失敗したら、それこそ大気中に大量拡散
自分は原子力推進派でも反対派でもない
使用済み核燃料を安全な状態にするには、安定した冷却設備の元で20年ほどかかると言う
全国にある原子力発電所を今すぐ停めても、その後20年以上は災害を危惧して過ごさねばならない
そんな平和利用ってあるのかよ
日本国による原子力政策の最大の被害者は、わが福島県である
I love you & I need you ふくしまを聞いて、もう一度考えてみたい
Posted by タオルマン at 22:46│Comments(0)
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