2009年05月05日
釣行2日目
気がつけば2日間でほとんど人と話をしていない
米沢の「ほっともっと」で親子そぼろ弁当を注文したのと、山菜取りの先達と話をしただけ
多忙な日常に慣れていると、家族の大事さを忘れてしまいそうになるが
強烈な孤独を感じると、ありがたさを再認識できる
カミさんと子供が早く帰省から帰って来ないかな～
2日目も4時半に起床
塩で歯を磨き、ちゃんと昼食のラーメンも持ってガレた道を登る
距離にすると2km程だが、標高が随分とあがるのでふくらはぎがパンパンになる
車でも行ける道だが、例年より雪解けが早い今年は
道に笹や木が邪魔をして、塗装がガリガリになるのを覚悟しなくてはいけない
オフロードバイクがあれば楽に行けるかも知れない
30分ほどで入渓ポイントにつき、まずは朝食
このロケーションを、独り占め出来ている事に喜びを感じる
まずは川虫取りだが、昨日の川に負けないくらい水が冷たい
久々に見たサンショウウオ
変な柄のテントウムシ
ここも源流は吾妻山に属するので、上を見上げれば当然真っ白な雪が見える
初めに目に付いた堰堤の両岸から一匹ずつ
大きさはそれなりだが、餌が豊富らしく夏の渓魚みたいに肥えている
堰堤直下の主
堰堤を越えると落差のある滝が続いたが、ここでは小さいイワナしか出なかった
この川の上流部はナメ滝となっているが、やはり夏場より水量が多いせいか
釣り上がる事が出来なくなった
今日の核心部と思われるのが、最後のこの滝
釜は相当深く澄んだ水面からみても3ｍ以上はあると思われる
つまり落ちたらアウト
本日の核心部
大抵の釣り人がココで粘るらしく、タバコの吸殻を多く見かけた
自分も休憩を兼ねて、竿を出してアメを舐めていたら
鋭いアタリはあったが、それから何の反応も示さなくなった
餌を確認したら小さい川虫なのに、半分だけ齧られている
これで俄然本気になった
そんなに警戒心が強いならと、ハリスを0.4号→0.2号にチェンジ
巻いていても良く見えないほど細い
硬調の長竿に細糸は不向きだが、その辺はラインの長さとやり取りでカバーするつもり
あちこち流しても反応が無いのは、深い釜底からこちらを見ているからだろう
慎重に滝の脇をヘツり、一つ上の滝へ仕掛けを投入
餌はやっと見つけたヒラタ。7mの竿＋手を目一杯伸ばしての距離
足場はナメ滝の上で、渕のギリギリ
足を滑らせたら滝壺にドボンは確実
ここで軽いアタリがあり、その直後に下に潜り込む強いヒキ
経験上大きい渓魚ほど、最初のアタリはソフト
長年痛い目に合う事で知恵がつき、最初からガッツリとは喰い付かない
抜き取る事も考えたが、ハリスが細いのと竿の調子を考えるとこのサイズではバラしてしまう
ラインのテンションを保ちつつ、慎重に滝の中腹に降り、やっとの事で網に納めた。
居付きの9寸
大きさは9寸ほどだが、居付きらしくスマートな体高と大きなヒレが特徴
たくさん子孫を残してくれよと声をかけ、滝壺に戻す
この一本で満足して入渓地点まで戻り、今度は釣り下がる事に決めた
とりあえず昼食を作るためにお湯を沸かしていると、ランクルでここまで来た強者がいた
地元の山菜取りの先達2人だが、完全なヤブの下りをかなりの速度で歩いてくる
挨拶を交わしすぐに下流に向かったが、10分ほどで紙袋一杯の山菜を取って帰って来た
ラーメンにコゴミを入れようと思っていたので聞いたら、下流にはたくさんあるとの事
堰堤から下を見たら…自分にはとても下れないので諦めた
源流ラーメン
山で飲む午後の紅茶
砂場で火を使うのも危ないと思ったので、岩の上でラーメンを作る
程よく煮える直前に、鍋が滑り落ち川にラーメンが散乱してしまった
食料がこれしかないので、川から麺を掬い上げもう一回水から茹でる
小さい落ち葉とかが入っていたが、炭水化物を摂らないと体が動かないので気にしない
川に足を浸しながら、食後のお茶も楽しむ
朝からのハードな歩きが効いたのか、昨日より疲れるのが早いので
堰堤を3つほど釣り下って13時50分に納竿
納竿の一本
帰りは下りなので随分と楽だったが、途中で野生動物の糞を見つけたり
大きなヘビにあったりしながら下る
普通に山歩きの服装だったら、もっと気持ちよく歩けたかもしれないが
胴長に冬用の上着ではやっぱり暑い
現地を16時に出発して、途中で弁当を買い部屋に着いたのが18時20分くらい
途中で荒井の鎌倉屋に用足しで寄ったら、男子トイレの中に女物の下着が置いてあった
中身にしか興味がないので放っておいたが、GWの新サービスか？
この日も「ほっともっと」の世話になり、スポーツ弁当を買い部屋に戻る
ザッとシャワーを浴びて、ビール2本を飲みながら弁当の夕飯
エコノミー症候群になりそうな車の中で寝るのとは違って、布団はやっぱり良く寝れる
汚れ物を洗濯し、今日は体休めでのんびりしてようっと
米沢の「ほっともっと」で親子そぼろ弁当を注文したのと、山菜取りの先達と話をしただけ
多忙な日常に慣れていると、家族の大事さを忘れてしまいそうになるが
強烈な孤独を感じると、ありがたさを再認識できる
カミさんと子供が早く帰省から帰って来ないかな～
2日目も4時半に起床
塩で歯を磨き、ちゃんと昼食のラーメンも持ってガレた道を登る
距離にすると2km程だが、標高が随分とあがるのでふくらはぎがパンパンになる
車でも行ける道だが、例年より雪解けが早い今年は
道に笹や木が邪魔をして、塗装がガリガリになるのを覚悟しなくてはいけない
オフロードバイクがあれば楽に行けるかも知れない
30分ほどで入渓ポイントにつき、まずは朝食
このロケーションを、独り占め出来ている事に喜びを感じる
まずは川虫取りだが、昨日の川に負けないくらい水が冷たい
久々に見たサンショウウオ
変な柄のテントウムシ
ここも源流は吾妻山に属するので、上を見上げれば当然真っ白な雪が見える
初めに目に付いた堰堤の両岸から一匹ずつ
大きさはそれなりだが、餌が豊富らしく夏の渓魚みたいに肥えている
堰堤直下の主
堰堤を越えると落差のある滝が続いたが、ここでは小さいイワナしか出なかった
この川の上流部はナメ滝となっているが、やはり夏場より水量が多いせいか
釣り上がる事が出来なくなった
今日の核心部と思われるのが、最後のこの滝
釜は相当深く澄んだ水面からみても3ｍ以上はあると思われる
つまり落ちたらアウト
本日の核心部
大抵の釣り人がココで粘るらしく、タバコの吸殻を多く見かけた
自分も休憩を兼ねて、竿を出してアメを舐めていたら
鋭いアタリはあったが、それから何の反応も示さなくなった
餌を確認したら小さい川虫なのに、半分だけ齧られている
これで俄然本気になった
そんなに警戒心が強いならと、ハリスを0.4号→0.2号にチェンジ
巻いていても良く見えないほど細い
硬調の長竿に細糸は不向きだが、その辺はラインの長さとやり取りでカバーするつもり
あちこち流しても反応が無いのは、深い釜底からこちらを見ているからだろう
慎重に滝の脇をヘツり、一つ上の滝へ仕掛けを投入
餌はやっと見つけたヒラタ。7mの竿＋手を目一杯伸ばしての距離
足場はナメ滝の上で、渕のギリギリ
足を滑らせたら滝壺にドボンは確実
ここで軽いアタリがあり、その直後に下に潜り込む強いヒキ
経験上大きい渓魚ほど、最初のアタリはソフト
長年痛い目に合う事で知恵がつき、最初からガッツリとは喰い付かない
抜き取る事も考えたが、ハリスが細いのと竿の調子を考えるとこのサイズではバラしてしまう
ラインのテンションを保ちつつ、慎重に滝の中腹に降り、やっとの事で網に納めた。
居付きの9寸
大きさは9寸ほどだが、居付きらしくスマートな体高と大きなヒレが特徴
たくさん子孫を残してくれよと声をかけ、滝壺に戻す
この一本で満足して入渓地点まで戻り、今度は釣り下がる事に決めた
とりあえず昼食を作るためにお湯を沸かしていると、ランクルでここまで来た強者がいた
地元の山菜取りの先達2人だが、完全なヤブの下りをかなりの速度で歩いてくる
挨拶を交わしすぐに下流に向かったが、10分ほどで紙袋一杯の山菜を取って帰って来た
ラーメンにコゴミを入れようと思っていたので聞いたら、下流にはたくさんあるとの事
堰堤から下を見たら…自分にはとても下れないので諦めた
源流ラーメン
山で飲む午後の紅茶
砂場で火を使うのも危ないと思ったので、岩の上でラーメンを作る
程よく煮える直前に、鍋が滑り落ち川にラーメンが散乱してしまった
食料がこれしかないので、川から麺を掬い上げもう一回水から茹でる
小さい落ち葉とかが入っていたが、炭水化物を摂らないと体が動かないので気にしない
川に足を浸しながら、食後のお茶も楽しむ
朝からのハードな歩きが効いたのか、昨日より疲れるのが早いので
堰堤を3つほど釣り下って13時50分に納竿
納竿の一本
帰りは下りなので随分と楽だったが、途中で野生動物の糞を見つけたり
大きなヘビにあったりしながら下る
普通に山歩きの服装だったら、もっと気持ちよく歩けたかもしれないが
胴長に冬用の上着ではやっぱり暑い
現地を16時に出発して、途中で弁当を買い部屋に着いたのが18時20分くらい
途中で荒井の鎌倉屋に用足しで寄ったら、男子トイレの中に女物の下着が置いてあった
中身にしか興味がないので放っておいたが、GWの新サービスか？
この日も「ほっともっと」の世話になり、スポーツ弁当を買い部屋に戻る
ザッとシャワーを浴びて、ビール2本を飲みながら弁当の夕飯
エコノミー症候群になりそうな車の中で寝るのとは違って、布団はやっぱり良く寝れる
汚れ物を洗濯し、今日は体休めでのんびりしてようっと
Posted by タオルマン at 08:06│Comments(2)
│ビールなど
この記事へのコメント
いや～！読みごたえがあります(^^ゞ
ラーメンのくだりは笑ってしまいましたが、スープを入れる前で良かったですね(*^-')bｵﾁﾊﾞ～
早く直にこの話しを聞きたいっす
ラーメンのくだりは笑ってしまいましたが、スープを入れる前で良かったですね(*^-')bｵﾁﾊﾞ～
早く直にこの話しを聞きたいっす
Posted by とんぼ at 2009年05月05日 16:43
とんぼさんへ
写真を撮り終えてカメラをしまったら、ちょうど鍋が落ちたタイミングで振り返りました
安定した場所に設置しなかった自分が悪いのですが、次回からはラーメンを2ヶ持って行くようにします＾＾
ちなみに茹で直したラーメンは、水を入れすぎて味が薄くなってしまいました
山菜ラーメンの予定が、結局「素ラーメン」だもんなぁ…
ソーセージと缶詰を食べて、ようやくお腹が膨れました
2日間の釣行で釣ったトータルは30匹くらいでしょうか
最大が9寸で最小は3寸くらいでしたが、山歩きを兼ねて釣り歩いたので
とても楽しかったです
次は水が気持ちいい夏に行きたいっす(´-`).｡ｏO
写真を撮り終えてカメラをしまったら、ちょうど鍋が落ちたタイミングで振り返りました
安定した場所に設置しなかった自分が悪いのですが、次回からはラーメンを2ヶ持って行くようにします＾＾
ちなみに茹で直したラーメンは、水を入れすぎて味が薄くなってしまいました
山菜ラーメンの予定が、結局「素ラーメン」だもんなぁ…
ソーセージと缶詰を食べて、ようやくお腹が膨れました
2日間の釣行で釣ったトータルは30匹くらいでしょうか
最大が9寸で最小は3寸くらいでしたが、山歩きを兼ねて釣り歩いたので
とても楽しかったです
次は水が気持ちいい夏に行きたいっす(´-`).｡ｏO
Posted by タオルマン
at 2009年05月05日 22:57
at 2009年05月05日 22:57
